ミニ四駆との出会い

ミニ四駆
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私は30代のフリーランスで、普段は漫画を楽しんでいます。車や猫が好きで、時々車で遠出して自然の中でリラックスすることもあります。仕事の合間には、愛猫と一緒にのんびり過ごすのが日常の楽しみです。自由な時間を活かして、自分のペースで仕事と趣味を両立しています。

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ミニ四駆との最初の出会い

私がミニ四駆に初めて出会ったのは、小学生の頃です。

当時、友達が「これ、すごいんだぜ!」と言いながら小さな車を見せてくれたのが、ミニ四駆との始まりでした。

その瞬間、私は心の中で「これは何だ?」と驚きの声を上げました。

だって、電池を入れるだけで、あの小さな車がスピードを出して走り回るんですから!

しかも、友達は自分でパーツを交換して、もっと速くすることができると言うではありませんか。

「そんなことができるなんて、何だかロボットみたいだな」と、私はすっかりミニ四駆の虜になりました。

家に帰ると早速、母に「ミニ四駆が欲しい!」とお願いしました。

その頃、親に「〇〇が欲しい!」と言うと、たいてい「また今度ね」と軽く流されていたのですが、今回は違いました。

母は何を思ったのか、「クリスマスにね」と優しく微笑んでくれたのです。

それからというもの、私はカレンダーに大きな印をつけ、クリスマスが来るのを首を長くして待ちました。

そして、クリスマス当日。

目の前に置かれたプレゼントを見た瞬間、私は目を疑いました。

そこには、憧れのミニ四駆「アバンテ」が!

子供ながらに大興奮し、すぐに箱を開け、部品を組み立てました。

今では、あの日のドキドキは忘れられません。

 

最初の大会への挑戦

ミニ四駆を手に入れてから数か月後、私はついに最初のミニ四駆大会に参加することになりました。

当時、私は自分のミニ四駆が最速だと信じて疑いませんでした。

パーツもカスタマイズし、タイヤやモーターを変えて、「これなら絶対に勝てる」と自信満々でした。

しかし、大会の当日、現実はそんなに甘くはありませんでした。

他の参加者たちは、私よりもさらに高度なカスタマイズを施していたのです。

私は、スタートラインに立つときから少し不安になりました。

「大丈夫、私のアバンテは速いはずだ」と自分に言い聞かせ、レースに臨みましたが、スタートと同時に他のミニ四駆がビュンビュン私のアバンテを追い抜いていくのを見て、私は愕然としました。

結局、私のアバンテは予選敗退。

悔しさでいっぱいでしたが、それがきっかけで「もっと速いミニ四駆を作るぞ!」と闘志が湧いた瞬間でもありました。

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改造への目覚め

予選で敗退した後、私は悔しくて悔しくて、眠れない夜を過ごしました。

「あのままじゃダメだ。もっと速いミニ四駆にしないと!」という思いが強くなり、改造への道に足を踏み入れることにしました。

とはいえ、小学生だった私はお小遣いも限られています。

親に頼んでも「そんなに頻繁に新しいパーツは買えないわよ」と当然の返答。

そこで、私は知恵を絞り、工夫で改造することを考え始めました。

初めて手を付けたのはモーターでした。

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友達から「強化モーターにすると速くなるよ」とアドバイスを受け、まずはモーターを交換。

そして次に、タイヤの種類や車体のバランスを考えるようになりました。

もちろん、カッコよさも大事にしながら改造を進めるのがポイントです。

速さだけでなく、見た目もクールでなければ!

ただ、当時の私には「速さの限界」という言葉がまるで別世界のように感じられていました。

何度も走らせ、失敗し、また改造して、という繰り返し。

「やっぱり、自分の手で速くするのが一番楽しいな」と気づき始めた頃から、私はますますミニ四駆に夢中になりました。

 

仲間との出会い

そんな中で、同じようにミニ四駆にハマっている仲間たちとも出会いました。

学校でも「ミニ四駆やってる?」という話題で盛り上がり、自然とミニ四駆仲間が増えていきました。

放課後になると、みんなで集まって改造の情報交換や、レースの練習をするのが日課になりました。

特に印象に残っているのは、ある日、みんなでレースコースを手作りしたことです。

段ボールや木の板を使って、なんとか形になったコースを走らせると、まるでプロのレースを見ているかのような興奮を覚えました。

「あのコーナーは難しいな。タイヤを変えたほうがいいかも」とか、「次はジャンプ台を作ってみよう!」など、試行錯誤が本当に楽しかったんです。

もちろん、みんなライバルでもありましたが、それ以上に共に成長していく仲間でもありました。

「次は絶対勝つぞ!」という気持ちでお互いを高め合っていたのを、今でも覚えています。

大人になっても変わらない情熱

時が経ち、私も大人になりましたが、ミニ四駆への情熱は全く衰えていません。

むしろ、今では仕事の合間にコツコツと改造を続け、レースにも参加しています。

「大人になったからこそ、できることがある」と感じています。

小学生の頃には手が届かなかったパーツや、思い描いていた理想のミニ四駆が、今では少しずつ形になってきました。

新しいテクノロジーや素材のおかげで、さらに速く、さらに精密に改造できるようになったのは本当に嬉しいことです。

それに、ミニ四駆を通じて知り合った仲間たちとも今でも連絡を取り合い、一緒にレースに出たりしています。

結局、ミニ四駆は私にとって「単なる趣味」ではなく、人生の一部になったんだな、と感じています。

ミニ四駆を通じて学んだことや出会った人々、そしてそのすべてが今の私を形作っているのです。

未来への展望

さて、未来のミニ四駆の世界はどうなるのでしょうか?

私は、ますます進化する技術に期待しています。

例えば、電動モーターの性能向上や、新しい素材の開発によって、さらに速く、さらに強いミニ四駆が登場するかもしれません。

そして、今度は次世代の子供たちが私たちのようにミニ四駆を楽しむ時代がやってくるでしょう。

私自身も、いつか自分の子供と一緒にミニ四駆を楽しむことができたらいいな、と密かに夢見ています。

「やっぱり、ミニ四駆は最高だ!」と、未来の自分もきっと言うでしょう。

 

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